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迷ってばかりの摘果

こんにちは。北城農園です。
ただいまりんごは「摘果(テッカ・テキカ)」と呼ばれる作業の真っ最中です。
大きな果実をつくるために、小さな実を間引く作業です。 

中心の実だけを残すと

こんな風に成長します

ベテラン姉妹のテキカには迷いが一切ありません。

が、りんご農家見習いとしては、
「りんごになれる実を落とすの、なんだかかわいそう」とか、
「私が選んだ実が良いりんごにならなかったらどうしよう」とか、
「これからもしヒョウとか台風とか来るなら、渾身の1個じゃなくてふたつぐらい候補を残したほうがいいのか・・・」とか

もう、見習いには迷いしかありません。

今年は特に春の霜害でりんごの花が凍ってしまったものがあり、摘果はよい実をいくつか残すべし!とのこと。もうこうなるとどれを落として、どれを残してよいのか、見習い生としては青空の下で途方に暮れてしまいます。こういうときこそ、「この実は残せ、この実は落とせ」とか、イケてるAIが教えてくれないかなぁ、、なんて妄想してみたり。

「手元が止まってませんかね」的な視線を感じつつ

テッカ作業をすすめます。