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りんごのおまけのキウイ

こんにちは、北城農園です。

私たちはりんご栽培が本業なのですが、自家用に野菜やりんご以外のフルーツをつくることも大好きです。
いろんな菜っ葉、ネギ、ジャガイモ、サツマイモ、かぼちゃ、大根、枝豆、なす、トマト、きゅうり、とうもろこし、とうがん、桃、ぶどう、すいか、栗、柿、プルーン、ブルーベリー、ハーブ類、山菜類などなど、1年中どこかで何かが育っています。ただ、プロではないので上手に育つときもあれば、残念な結果になることもあります。りんご作業で忙しく収穫のタイミングをちょっと逃しただけで、鳥やお猿さん、イノシシたちが美味しいところを先に食べてしまうこともあります。

そのなかの一つがキウイフルーツ。新しモノ好きだった先代が、まだ日本でキウイフルーツが出回っていないころ苗を買い、りんご畑のすみっこに植えたものです。歌にもあるようにキウイはパパイヤやマンゴーと同じ「パッションフルーツ」で「暖かいところで育つ」イメージがありますが、りんごが育つ寒冷地で立派に育ち、吐く息が白くなる冬に収穫をするのです。しかもりんごと同じ栄養で育つせいか、大した世話をしないのに鈴なりに実がつきます。ということで、、先着順になってしまいますが直売所でりんごを沢山買ってくださったお客様におまけで差し上げています♪

キウイは硬くて酸っぱいうちに収穫します。食べる分だけりんごと一緒にポリ袋に入れて保存すると、2~3日で追熟しやわらかく甘くなります。りんごからでるエチレンというガス状の植物ホルモンが他の植物の追熟をすすめるんだそうです。食べごろになったらりんごとは別にして冷蔵庫で保管します。

この時期の忙しい日の朝ごはんはりんごとキウイのスムージーが定番です。1人前なら、りんご半分、キウイ1個の皮をむいてカットし、水かリンゴジュースを1/4カップ程度ミキサーに入れガ――ッと混ぜるだけ。その日の気分でセロリを10cm 程度入れたり、小松菜を一把入れたり、ヨーグルトや氷を混ぜて味の変化を楽しみます。

二日酔いの朝は断然セロリバージョンが飲みたくなります。