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鬼の手仕事、摘果作業。今年の実は美しい。

こんにちは。北城農園です。
りんごの受粉作業が終わったあと夏の間は、良い実を残し、高品質のりんごを育てていくための間引き作業を行います。大きく味の良いりんごをりんごを育てるためには欠かせない作業で、りんごの花が満開になった後、25日から60日の間で通常2巡します。
広いりんご畑、無数のりんごの花や実をひとつひとつ丁寧に確認し、どこの枝へどれぐらいりんごをならせるか、秋になってりんごが実をつけた状態を想像しながら、どれを残し、どれを間引くか決めていきます。省力化を求め薬剤で落とす方法もありますが、必要最低限の消毒以外は使いたくありません。手作業でひとつひとつ落としていきます。

【Before】

こんな風に1果に沢山の実がなっていますが、真ん中の実だけを残しあとは落とします。
全部の果を残すわけではなく、良い実がなる部分のものだけ残していきます。

 

 

【AFTER】 

今年のりんごの実は本当にぷっくりしていて美しい。中心花がきちんと咲いて、受粉状態も良好、沢山のりんごの実がついています。例年より落とす数が多いですが、りんご農家にとっては嬉しい悲鳴です。